キャバクラや高級クラブでの主なノルマの種類
キャバクラや高級クラブの中には、女性たちが達成しなければならない“数字”が設定されているケースがあります。
これが「ノルマ」と呼ばれるものですね。
全てのお店にあるわけではありませんし、お店によって種類も違います。
働き始めてから戸惑わないよう、あらかじめノルマについてお勉強しておきましょう。
同伴ノルマ
キャバ嬢やホステスのお仕事の1つでもある同伴出勤。
これにノルマを課しているお店もあるんですよ。
いわゆる「同伴ノルマ」ですね。
例えばですけど、「月に4回は必ず同伴出勤すること」などと定められています。
ある程度の数の指名客を抱えていないと、同伴ノルマは達成できません。
なので新人さんや未経験の子に、いきなりこのノルマを課すお店はないので安心してください。
ただ、本入店から3ヶ月後には同伴ノルマが発生するキャバクラなどはあります。
売り上げ重視のお店だと避けられないノルマだと思っておきましょう。
出勤日数ノルマ
決まった日数の出勤が求められるのが、「出勤日数ノルマ」です。
これも一例を挙げてみますね。
- 「週に3日は出勤しなければならない」
- 「月に10日は出勤しなければならない」
このような形でノルマが設定されています。
求人をチェックした時、「週に1日〜OK」と書かれているお店の中にも、上記のようなノルマを設定している店舗がたまにあります。
本入店する際には、本当に自由出勤が許されているのかどうかを確認しておきたいですね。
イベントノルマ
キャバクラなどでは、しばしばイベントが開催されます。
クリスマスやハロウィンなどはわかりやすいですよね。
他にも、店舗の周年記念や各店舗独自に開催するイベントも多々あります。
ドレス新調デーや浴衣デーなど、いつもとはちょっと異なる衣装で接客するイベントなどもありますよ。
そんなイベント時に課せられるのが「イベントノルマ」です。
- 「イベント時には必ず出勤しなければならない」
- 「このイベントの日は必ず同伴しなければならない」
- 「イベント期間中にお客様を5人以上連れてこなければならない」
などが、イベントノルマの代表的な例ですね。
ノルマを達成できないとどうなる?
キャバクラ嬢やホステスにとって気になるのが、ノルマを達成できなかった時ですよね。
中には未達成時に罰金を徴収しているところもあるんです。
罰金の額はお店それぞれ。
同伴ノルマに対して、達成できなかった回数×4,000円とか、出勤日数ノルマに対して、達成できなかった日数×5,000円とか、そのような形でペナルティーが科せられるところが多くなっています。
罰金は直接支払うというよりも、お給料から天引きされる店舗がほとんどです。
ノルマが達成できなければ、単純に時給や日給が下げられるお店もあります。
いずれにしても受け取れるお金が減ってしまうことには変わりありません。
ノルマはあるけどペナルティーは全くない、というお店はないでしょう。
ノルマの有無をチェックしてから働き始めたいところですが、高級店舗では、ほぼほぼ何かしらあると思っておいた方がいいかもしれませんね。