どこが違うか働く前にCHECK！高級クラブ・キャバクラのシステム

キャバクラのシステム
高級クラブのシステム
まとめ

キャバクラのシステム

同じ六本木エリアにあるお店でも、高級クラブとキャバクラでは少しシステムが違うところがあるんですよ。
「ホステスでもキャバ嬢でも、どちらでもいい」ではなく、両者の違いを知ってからお仕事をスタートさせましょう！

まずはキャバクラのシステムから紹介しますね。

当サイトでは、キャバクラと高級クラブのノルマについて紹介した記事もございますので、興味がある方はこちらの記事もぜひご覧ください！

時間に対してセット料金がかかる

キャバクラは、お客様がお店の中にいる時間に対して料金がかかる「セット料金システム」となっています。

時間はお店ごとに異なってきます。
1セットが50分や60分という店舗もあれば、80分や90分というところもありますよ。
この1セットに対して4,000円や6,000円など、お店ごとにセット料金が定められているんです。
この料金は、入店時間や利用するお部屋のタイプによって変わるお店も、特に六本木には多いですね。

お客様はこのセット料金で決められた時間を過ぎると、退店するか、延長料金を払って飲み続けるかを選ばなければいけません。

指名してもらえると指名料が発生

お客様は、一緒に過ごしたい女の子を選択して指名することができます。
このとき、お客様がお店に支払わなければならないのが“指名料”ですね。

キャバ嬢はお客様に指名してもらえると、この指名料に応じてボーナスが受け取れたり、お給料に上乗せしてもらうことができるんです。
指名数が多くなると、時給がどんどんアップするお店もあります。
指名制度があるからこそ、キャバクラ嬢はたくさんの収入がゲットできるわけですね♪

そして、指名をたくさん受けるためには、美意識を高めたり、努力をして綺麗になることが大事になってくるわけです！

「場内指名」と「本指名」について

この指名ですが、キャバクラには「場内指名」と「本指名」という2つの種類が存在しています。

お目当の女の子が特にいないフリーのお客様がする指名のこと。
フリーのお客様には、お店側（ボーイさんなど）が決めたキャストが接客することになります。
1セットで2〜3人くらいの女の子が順番に1人ずつ接客していくんですけど、その中で気に入った子がいたらお客様はその子を指名することができるんです。
もしくは、店内を見回して気になる子がいたら、その子を指名してもOK。
お店の中に入ってから特定の女の子を指名するので、場内指名と呼ばれています。
「B指名」と表現されることもありますよ。

お店に入る前に指名する女の子が決定しているお客様が、入店と同時にする指名のこと。
ネットやテレビなどでキャバ嬢の情報をゲットして、「今日はこの子と飲もう！」と決めている人や常連さんが、この本指名制度を利用します。
場内指名に対して「場外指名」、もしくは「A指名」と表現されることもありますね。
意味はもちろん同じですよ。

お店にとっては本指名の方が利益が出しやすいので、キャバ嬢にとっても場内指名より本指名の方がお給料への影響度が高くなります。
これもキャバクラのシステムの1つとして覚えておきましょう！

高級クラブのシステム

次は、高級クラブのシステムについて説明していきますね。
キャバクラではほとんど見られない高級クラブ独特のシステムがあるんです♪

指名は「永久指名制」

1度お客様の担当になったホステスは、永久にそれを変更することができないシステムが「永久指名制」です。
正確には、「そのホステスがお店を辞めるまで、お客様は担当ホステスを変更することができない」ですね。

お客様は、永遠に同じホステスと一緒にお酒を飲んだり、お話を楽しんだりすることになります。
いつお店に遊びに行っても、必ず同じホステスに担当してもらうことになるんです。
そのため、このシステムが採用されている高級クラブには、キャバクラのような場内指名のシステムが存在していません。
ホステスとキャバ嬢の稼ぎ方に、1番影響を与える違いと言ってもいい部分ですね。

1人のお客様に複数人で接客する

キャバクラは、お客様と、指名したキャストの子の1対1の接客が基本の形。
しかし高級クラブでは、1人のお客様に対して“係”と呼ばれる担当のホステスと、ヘルプと呼ばれる複数人の女性が同じテーブルに座って接客を行います。
これも、ほぼ高級クラブでしか見られないシステムですね。

ちなみに、未経験者の新人ホステスは、このヘルプのお仕事からスタートすることになります。
複数人で接客する中の1人としてお仕事をするので、ヘルプとして1対1で接客しなければならないキャバ嬢よりも、安心感は強いかもしれません。

紹介がないとお客様は入店できない

キャバクラは誰でも利用することができますが、高級クラブはそのお店の常連さんからの紹介がなければ利用できません。
これは「紹介制度」と呼ばれているもので、六本木のキャバクラですら絶対に採用していないシステムですね。
キャバクラのように、サラリーマンなどが行ったことのない高級クラブにふらりと入ることはできないわけです。

高級クラブは、この制度によってお客様の質を維持しています。
素性がしっかりとわかっている人しかお店を利用できないので、ホステスはとても接客がしやすくなりますよ。
この点は、高級クラブで働く大きなメリットですね♪